2012/11/25

きおく































『さよなら クリストファー・ロビン』
という本を読んでいて、
その中のお伽草子という話にでてくる
小学生の男の子、ランちゃんが
すこしだけ小学生の時のわたしに似ていて
いろんなことを思い出した


*自分がふしぎだったこと
自分自身の存在自体がよくわからなくて
いったいどこからやってきたのか、
生きていることが、動いていることが
ふしぎでたまらなかったこと

*時間のこと
一瞬がすぐにいってしまって
今がさっきになってどんどんはなれてしまって
「今」ってすごくむずかしいなって思っていたこと

*深呼吸がじょうずにできなかったこと
深呼吸したあとにどうやって呼吸していたか
いつも忘れてしまって
このままじょうずに息ができなくて
しんでしまうかもって思っていたこと

*よるがこわかったこと
いつもトイレにいきたくなりませんように!
ってお願いして眠っていたこと
眠れない夜に
暗闇によくわからないものがみえていたこと
でもうまく説明できないから誰にも言えなかったこと

*ねむる前のこと
ねるまえにいつも絵本をよんでもらっていて
その時間がすごくすごくすきだったこと


なんでかね、
ちいさいときの記憶は大切にしたいと思っていて
ちゃんと大切にしていたつもりだったのだけど、
忘れていたものがいっぱいあって
思いもよらずにいっぱい記憶がよみがえってきてしまって
どうしようもなくて泣いてしまった